調湿性・消臭効果を持ちダニ・カビを防ぐ天然スイス漆喰。
カルクウォールは壁にそのまま施行できるように調合がしてあるスイスの天然本漆喰です。
健康的な住宅に最適で、室内の壁と屋外の壁の両方に使えます。
数千年来、結合材として住宅に利用されてきた最も純粋な石灰砂、そして、湿性漆喰と自然な乾燥遅延材を主成分とする、100%天然成分から作られています。天然成分100%のカルクウォールを使用した壁は、化学成分を使用した壁と違い、静電気の発生がなくハウスダストを寄せつけません。
また、成分はアルカリ性のため、アレルギーの原因になる菌類・カビ・ダニの生息を抑え、死滅させ100年以上に渡り下地と強固に接着し、調湿性や消臭効果の高い呼吸する壁材です。カルクウォールは自然な白色で、様々な粒子の大きさがあり、スイス伝統の製法で作られた本物の漆喰材です。天然顔料(No.410ウラ)により様々な色調に調合することもできます。
【用途と特徴】
カルクウォールは、数千年来結合材として利用され、最も純粋な白い石灰砂、そして湿性漆喰と自然な乾燥遅延材から作られています。又、自然な白色で、粒子 の大きさにより0.5mm内装用、1.5mm内外装用があります。硅化により下地と接着し、調湿性や消臭効果の高い呼吸する建材です。25kgのバケツ入 りで販売しており、普通の鉱物性の塗り壁と同じように施工します。カルクウォールはNo.410ウラを混入して自然な好みの色彩に仕上げることができます。
【成分】
ブナセルロース繊維、ブナセルロース粉、石灰砂、石灰粉、チョーク粉、亜麻仁油-スタンドオイル、水道水、植物でんぷん、石灰泥、陶土粉、白石灰水
【使用方法】
1) 十分に乾燥した、強固な基礎下地を作ること。
室内温度が15度以上の場合のみ施工でき、5度を下回る場合は中止する。
注意:カルクウォールが施工箇所以外に着かないように、養生をしてから施工を開始すること
2) 下地がボード類の場合、受け木の上で継ぎ足し、15センチ間隔でビス止めする。
●窓枠、隅の周りにボードの継ぎ目を作らないようにする。(合板、ベニアは下地に不適)
下地が動けばひび割れが発生するので、強固な下地が必要です。
●ボードのジョイント部はファイバーテープなどで補強をしパテ処理を行う。
注意:下地がベニアの部分には必ずアク止め処理をすること
3) 下塗りとしてミネラル下地を薄く、ローラーを使用して塗りつける。
*内装でプラスターボードに塗る場合、カルクウォールだけで着色しない場合は、ミネラル下地を塗布しなくても良い場合があります。
注意:外部のサイディングに塗る場合は、必ずミネラル下地を使用すること
4) 容器のカルクウォールをよく混ぜてから塗る。
注意:一度に厚塗りはひび割れの原因となりますので、1回あたり2ミリ厚以下にすること
【使用上の注意】
1)使用する前に、よくかき混ぜること。
2)道具は使用後直ちに湯温の石鹸水で洗う。
3)この製品は、完全な無公害製品ですが、環境浄化の観点から残存物は、完全乾燥してから家庭ゴミとして処理する。
【特記事項】
カルクウォールは高度に透湿性があるため、基礎や湿度、温度、施工などの違いにより乾きかたが異なる。基礎に含まれる溶解性の物質もカルクウォールを浸み通る可能性がある。
その結果カルクウォール壁の表面が部分的にツヤがなかったり、染みができたり、光沢がでてきたりする。カルクウォールはスイスウォール等天然顔料により様々な色調に上塗りすることができる。
注意:結合材の湿性漆喰は、水っぽい状態では刺激性の影響があるので、肌や目に触れぬようにして下さい!
窓ガラスや金属部分、石の縁などは隅々まで覆い、飛びはねた場合はすぐに拭い取ること。カルクウォールは建物の基礎部分または地下部分には使用してはならない。
【本剤の保管】
容器を良く閉鎖した状態で霜のない場所で約12ヶ月。